2016/04/13

就労支援(続き)

精神の就労系のサービスのプログラムのレベルが低い件について、市・県・厚労省に電話で聞いてみた。

市の担当は知っている方で、程度が低いことは十分承知しているし、中身スッカラカンの事業所がある事も承知で、改善しなければならない、とのこと。
県の人は↑の事をあまり認めない感じ。「合う合わないは人それぞれ」というメンタルの職員によくあるお茶の濁し方。事業者に会った時に伝えておきます、とのこと。データの公開についてはだんまり。

厚労省へは今日電話して
1.メンタル系の就労サービスは、技術以外の部分をトレーニングするためのもの。自分でハロワへ行けないレベルの人が対象。
 2.就労サービスで、何が有効か判断するための統計調査、解析はやっていない、やる予定もない
 3.何が効果があるのかは人によって違うのが理由らしい
 4.個別の事業所の実績などの詳細なデータは今後も公開はする予定がない。
 5.実績の評価基準は就労者数


という事らしいです。
1の対象じゃない人は普通のサービスを使えとの考えらしいです。そこで漏れている人がいると思うので、データで追求したいのですけど、無い(採ってないor公開していない)のでできないですね。間違いなく溢れる人はいるので、その辺を追求してみたいですね。

2,3は国レベルで、全体の施策を決めたりするウエイトが大きいお仕事なハズなのにそんな統計リテラシーでいいの?とか思うのですけど、基本的に算数があまり得意じゃない方々だと思うので。。。この人達日々何をやってるのですかね?
と思ったら、職員の一日とかいうPDFがあった。。。
http://www.mhlw.go.jp/general/saiyo/6-14.pdf
カイギとかホウコクが大好きであんまり中身がなさそうな感じなんですけどどーなんでしょう。
3について補足なのですけど、利用者の特徴Xについて色々クロスして「合う合わない」を検出する事が多変量解析ではできるのですよ。。。。


5は本当にそうだな、と思う。時給700円だろうが数。
就労すれば(国として)黒字になる、という調査があるから就労支援に結構な金額を払ってるらしいですけど、大丈夫なんですかね?w
単純な評価基準しか作れないオツムの方々が施策を決めているのだから、残念な業界になるのも当然ですね。象牙の塔にいるのに、塔から周りを見渡すデータとツールが足りてないのですよ。データは残念なexcelファイルだったら結構ありそうですけど。
厚労省の人達は頭がいいと思われている事からも本当にヤバイとおもう。統計調査に基づいた判断も、医師とか(私にも)多少はやっていると思われていたり。